200円でハンドドリップ体験ができます( ^^) _旦~~
当店でドリップサーバーセットを購入された方も、他店で購入された方も、コーヒーローストの簡単ハンドドリップを体験できます。
基本的な淹れ方は下の動画を見ていただければわかりますが、実際に自分でやってみると、豆のふくらみや香りの立ち方を感じ取れます。面白いくらい簡単に美味しい珈琲が淹れられます。
料金はお一人200円。
※その時の店内の状況によっては、お待ちいただくことがあるかもしれませんので、心配な方は電話で連絡をくださると助かります。
なお、当店で珈琲豆や器具をお買い物してくださった方は。無料でハンドドリップ体験をできますので、スタッフに一声かけてください。
珈琲の淹れ方には様々な方法があります。
コーヒーメーカー、サイフォン、プレス、ネルドリップ、ペーパードリップ…など。
それぞれが独自の美味しさや利便性を引き出す特徴を持っています。
当店では、家庭で簡単に珈琲の美味しさを引き出せて、しかも後片付けが楽な『ペーパードリップ』をおススメしています。
器具をそろえるのも、他の淹れ方に比べて安価で済みます。
ここでは、そのペーパードリップの基本的な方法をご紹介します。
まず用意するのは、
・珈琲豆
・ドリッパー
・フィルター
・サーバーポット
・ドリップケトル
・コーヒーカップ
珈琲豆は、淹れる直前にミル(グラインダー)で挽くのがベスト。
鮮度のいい豆を「豆」の状態で是非購入していただきたいです。冷暗所、密閉容器で1ヶ月程度保存できます。
ミルがない場合は珈琲豆を買う際に粉に挽いてもらいます。その代わり、鮮度は1週間程度しか保てません。
冷暗所、低湿度で密閉容器やジップロックで保存してください。
豆の量は、『10gで100ccのコーヒー』を基本とします。
※個人の好みで量を変えてもOK。
つまり、自分のカップが200cc入るマグカップなら、20gの豆を用意すればいいということです。
お湯は、少し多めに沸かしておきます。
お湯が沸いたら、カップ、サーバーポットにもお湯を注いで温めます。
ホットコーヒーは温かいうちに飲みたいもの。
しかし、沸騰した高温のお湯では淹れると苦みと雑味が強くなるので、沸かしたお湯を常温のケトルに移します。
これで水温が下がります。80~90℃で自分にあった適温を見つけましょう。
※当店は90℃で淹れています。香りを立たせたい珈琲豆は低温(80~85℃)で淹れています。香りが立ちます。
サーバーポットにコーヒーが抽出される頃にはかなり温度が下がっています。そこを考慮して器具やカップを温めておく必要があります。
ドリッパーにフィルターをセットする。そして、その中に挽いた珈琲豆を入れます。できるだけ平らになるように。
豆の挽き方は、細かく挽くと苦味とコクが増しますが、雑味も増します。粗いとスッキリした味になり、雑味も少ないです。
珈琲豆は平らになるように軽くならします。押しつぶさないよう、ドリッパーをトントン軽くたたいてならします。
分量は、『10gで100ccのコーヒー』が基本。
沸かしたお湯は、ドリップケトルに移します。これで、水温が5~10℃前後下がります。
お湯の量が多い時は、お湯を、ポットとケトルを使って往復させるといいです。
小さな氷を1個入れるのもアリです。
早めに温度が下がります。
沸騰したお湯で淹れると苦味、エグみや雑味が出てしまうので、80~90℃のお湯で淹れるようにします。
苦みがなく、香りを出したい時は低目の温度のお湯で淹れるといいです。
※水温で味が変わるので、自分に合った温度を見つけるのも楽しみの一つ。当店は90℃で淹れています。
ここが大事なポイント。
一投目。
お湯を、少しずつ、ドリッパーの中心からだんだん外側へ。円を描くように、お湯でフタをするように注ぎます。
数秒後にドリッパーから数滴の珈琲液が漏れるくらいがベスト。
新鮮な豆だと、ここでハンバーグ状に膨らみます(*^^)v
30秒ほど蒸らします。
※蒸らす時間によっても味が変わるので、自分好みの蒸らし時間を探すのも楽しみ。
この時間で、珈琲豆さんが珈琲液を抽出する準備を行っています。
よく見ていると、20~30秒の間に豆のふくらみが止まり、「ふっ…」と一瞬、ほんのわずかにへこみます。1mmくらいの変化。そこが二投目を注ぐポイント。
二投目。
お湯を注ぐリズムで味は変わります。
お湯の細さは2~3mm。
はじめは中心に穴をあけるように注ぎ、だんだん広げていきます。
中心部に500円玉があるイメージで、円を描くように「の」の字を描きながらお湯を注ぎます。
※フィルターにお湯をかけてはいけません。外側1cmくらいの「コーヒー粉の壁」を残すように注いでください。お湯は下方向だけではなく、横方向にも水圧をかけ、横のコーヒー粉からも珈琲成分を出してくれます。
ゆっくりなスピードで淹れるとコクが出ると思われがちですが、ゆっくり過ぎると、珈琲粉全体にお湯が届かず、抽出中に熱で珈琲粉が酸化してしまい、変な酸味が出てしまうので気を付けましょう。
ある程度の勢いで注ぎ、ドリッパーの中にたっぷりお湯をためましょう。
それを『湯溜まり』といって、珈琲粉とお湯が融合する大切な時間です。
このお湯がドリッパーに溜まっている間に、珈琲粉からお湯に珈琲液が抽出されているのです。
中心部だけにチョロチョロとお湯を注ぐと、全体にお湯が行き届かずにコクのない味、またはコクはあるけど雑味がいっぱいでトゲのある味になります。また、お湯が届かなかった壁になった粉が酸化して、変な酸味が出ることもあります。
200ccなら、2分以内に淹れるリズムを覚えましょう。
お湯を注ぎながら、ポットの目盛りをよく見ます。
※目盛りとは、『1cup』とかではなく、『200cc』のようにはっきりとした数量が書いてある目盛り!
横からポットの目盛りを見て、ちょうどいいところにきたら、ドリッパーにお湯が残っていても、すぐにはずす!(これが大事!)
ドリッパー内のコーヒー液の上部に残っている泡は、わかりやすく言うと「アク」です。ここに珈琲の雑味がたまっているので、あえて少し珈琲液を残すようにします。
最後の一滴まで落ちるまで待っていると、それは雑味が落ちるのを待っていることになります。
ポットの中の珈琲は、下の方が濃く、上の方が薄い状態です。
ですので、ポットを2~3回くるくる回して濃度を均一にします。
そして、カップに注いで完了!
・・・はずしたドリーッパーから出てきた珈琲液は??
ためしに飲んでみるといいでしょう。
色はコーヒー色だが味気ない。味がない。雑味を感じる。…つまり出がらしです。
コーヒーメーカーだと、これも全て混ぜて飲んでいることになります。
そして、ドリッパーの中の珈琲の粉がすり鉢状になって残っていると上手く注げた証拠です。
アイスコーヒーはいろいろ方法がありますよね。
水出しコーヒー。
珈琲粉2倍出し。
深煎りのローストなど。
水出しコーヒーは確かに美味しい!…でも器具が高価。。。
深煎りの豆で作るのは簡単!…でも、苦い。。。ガムシロップが欲しい。。。
当店おススメの淹れ方は簡単!…だけど贅沢!
いつもの珈琲豆で、同じ要領でOK! でも粉は2倍!
ホットコーヒーを淹れる要領と同じ。
違うのは『豆の量を2倍使う』ってところだけです。
つまり、20gの豆で100ccの珈琲を淹れます。
フレンチやイタリアンローストを買う必要はありません。好きな豆で!好きなローストで!
よく珈琲豆専門店に行くと「アイスコーヒーブレンド」なんて名前の豆が売られていますが、夏になるとその名前で、夏が過ぎると「フレンチブレンド」などに名前が変わります。
つまり、深煎りの豆です。豆の種類も選べません。
…大事なのは、その豆が何の豆なのか?いつ焙煎したのか?…お店で聞いてみてください。
フレンチやイタリアンとは焙煎の度合いです。豆の名前ではありません!
ここでおススメする淹れ方では苦味がでません。
苦味が苦手な方におススメです。
2倍の濃さでおとした珈琲を氷の入った器に移してかき混ぜてください。
その時にできた泡が香りを閉じ込めます。
時間のある時は、粗熱をとってから、冷蔵庫に入れて冷やして飲むといいでしょう。
ただ、アイスコーヒーも『珈琲』です。
冷やすと酸味が強調されます。
また、密閉して保管しないと香りや風味がすぐに失われます。
家庭で冷蔵庫保管する時は、粗熱をとってから、ペットボトル等に入れ、フタを閉めておくのがおススメです。
簡単! 水出しコーヒー
当店ではIWAKIウォータードリップサーバーをお勧めしています。
当店店頭価格:3500円(税込) ※メーカー希望小売価格4000円
通常の水出しコーヒーの器具は安くても3~4万円はします。しかも、器具のすべてがガラスでできているので管理に気を遣います。一部が割れると、部品を取り寄せるのに大変です。
その点、IWAKIウォータードリップサーバーは下部のサーバーだけがガラスで、あとは樹脂でできているので、安心して扱えます。
仕組みは通常の水出しコーヒーの淹れ方と同じです。
40gのコーヒー豆で400ccの水出しコーヒーが2時間程度で出来上がります。
一滴ずつ、点滴のように常温の水を落として淹れます。
コクのある香り豊かなアイスコーヒーが出来上がります。
温度の低い『水』で淹れることにより、カフェインがほとんど抽出されません。
カフェインは熱に溶ける成分なのです。
2倍方式と同じで、お好みの珈琲豆で淹れることができます。
深煎りの珈琲豆を使う必要はありません。