有機栽培(JAS認定)

野菜などでも『有機栽培(JAS認定)』にこだわっている方は多いと思います。

 

珈琲豆にも有機栽培の豆があります。

人工的な残量農薬農薬が基準以下という関門を通り、農林水産省の認可を受けたものです。

 

ただ、考えてみてください。

珈琲豆の生産国って、貧しい国が多いんです。

高い農薬を大量に買うことができません。

そして、品質のいい珈琲豆ほど、高い山地(標高1000m以上)で栽培されています。崖のようなところで栽培されている珈琲豆もあります。標高が高いほど、昼夜の気温差が大きく、甘い実がなるのです。

そんなところに農薬を撒く機械を運ぶこともできませんし、機会を買うこともできません。

 

ですから、高品質な珈琲豆は、ほとんどが『有機栽培』と言っていいくらいです。

 

じゃ、なぜ認定を受けないのか??

 

有機栽培(JAS認定)の関門を通るにはお金がかかるのです。

ですから、実際には有機栽培でも、農水省の関門を通さない珈琲豆が多いのです。

 

また、有機栽培は、残量農薬の基準がありますが、丁寧に育てた有機栽培と、ほったらかしの有機栽培があります。

丁寧に育てている農園は、コーヒーの果実を発酵させて肥料にしたリ、日光の当たり方をサンシェードで調節して、工夫、努力しています。

 

逆に、ほったらかしの有機栽培は、何もしません。

何もしないから、農薬なんて使いません。だから基準を通ります。

農園は雑草が生えまくり、害虫の駆除もしません。

言わなくてもわかると思いますが、こういった農園の珈琲豆は、有機栽培(JAS認定)、オーガニックと名乗れますが、中身は低品質です。

 

当店でも有機栽培と言って販売している珈琲豆が2種類ありますが、どちらもちゃんとしたところで栽培されたものですので安心してください。

そして、当店のほとんどの豆が高品質ですので、安心して買ってくださいね。

 

有機栽培にも、このように2つに分かれますので、気にしている方は、ちゃんと産地や農園を見定めて購入しましょう。