コロナ禍で…。

今、世界は新型コロナウィルスで平穏な生活が送れない状況にある。

 

飲食業の知り合いは皆、悲鳴をあげている。

 

外食、エンタメ、観光など、今まで人々の楽しみだった業界がダメージを受けている。

「明日は我が身」と自分に言い聞かせ、どうにか働いている。

働けているだけありがたいことだと思う。

 

「ステイホーム」と言う言葉が浸透し、余儀なく自宅待機している人々もいれば、コロナに関係なく、満員電車で通常通り出勤している人々もいる。

一時はマスクを購入するのに朝6時からドラッグストアの前に並んでいる高齢者もよく目にした。

マスクは売っていても法外な値段がつけられている。

原材料が高騰しているから仕方のないことだか、ここ数週間で「使い捨てマスク」も販売されてきて、価格も下がってきた。しかし、アベノマスクはまだ届かない。

届いてもいらない。

集めて学校等に寄付をする団体があるので、そこへもらってもらおうと思っている。

 

このコロナ禍ではっきりと露呈されたのは、政府のお粗末さだ。

まじめは「お肉券」「お魚券」みたいな案が出ていた。

この案を会議で話し合っている人たちは本当に日本のトップリーダーたちなのか?

小学生の学級会じゃないのか? …と不思議になった。

 

10万円配布は嬉しいが、いつになったらもらえるのか?

マイナンバーって、行政が国民の情報を管理し、便利になるものだったんじゃないのか?

マイナンバーのせいで、今は役所が「密」になっているとは笑い話にもならない。

支援支給金も50%以上の打撃を受けた、限られたジャンルの企業・事業主にしか入らない。

その手続きも複雑だと言うし、49%の打撃じゃダメなのだ。

 

どんだけ国は国民を救う気持ちがないんだ!…という感想しか出てこない。

 

国よりも、各都道府県の知事の方が頑張っている。

自分の自治体でできることをやろうとしている。

大阪がいい例である。

安部首相の会見を聞いていても、具体策が見えないし、精神論しか話さない。

大阪の吉村知事の話の方が心に響く。

 

国政がこんなものだから、「自分の身は自分で守るしかない」と思う。

自粛要請されたのに開店営業して店名まで公表されたパチンコ店の気持ちがよくわかる。

自粛しても守ってもらえないのだ。

ならば自分の判断で生きていくしかない。

 

「生活、仕事は補償する。だから家にいなさい。」

と言ってくれたら、国民は安心して家にいるだろう。

 

先日、自粛が解除された県もたくさんあるが、県をまたいで「安全県」に遊びに行く。

第二波、第三波がくることは誰もが承知の上。
ここ北海道は、特に札幌は第二波が4月にすでに来ている。

コロナとは長く付き合っていくことになるだろう。

しかし、平穏な生活が戻るまで耐力のある企業・店舗・事業主はどれだけいるだろう?

「コロナに殺されるか?経済に殺されるか?」という死活問題である。

 

先日、古くからの友人で道議会議員の友達と会って話したが、

「政治家は世間のことをわかっていない!」と言っていた。

まさにその通りで、だから、学校は9月入学で…なんて無理なことを軽々しく報道に出す。

何もわかっていない人達が、知ったかぶって時間をかけて空論をかけ合う。

無駄な時間と、税金の無駄遣いだ。

 

以前、安倍首相も言っていた。

「平均して、家庭の収入は、男性(正社員)月収60万円、女性(パート)で月収40万円、

 合わせて100万円の月の収入がある。」と言っていた。

耳を疑った。

世間知らずも程がある。

 

国の借金は増える。もう決まっている。

それならドーンと借金してくれないかな?

経済で国民を安心させてくれれば、国民の心は穏やかになる。

 

だが、僕は今の国政を信用できない。

「コロナに殺されるか?経済に殺されるか?」

「自分の身は自分で守る」

という考えしかない。

 

どん底に落ちたら、それは自分の責任。

コロナに感染したら、それも自分の責任。

他人に感染させないような努力はしている。

他人と接する仕事をしている以上、それは最低限のこと。

お客さんの命を守らなければならない。

お客さんに嫌な顔をされようが、「マスク着用」していない人は「入店お断り」にしている。

他のお客さんに迷惑だからだ。

 

このブログが止まった時は、僕が、コロナか経済に殺された時だと思ってほしい。