新鮮な珈琲豆は少しずつガスを放出しています。
ガスと一緒に、いい香りと風味も放出されています。
ですから、購入後はしっかり密閉できるキャニスターなどに保管することを勧めています。
特に、粉に挽いて購入される場合は、珈琲豆の表面積が大きくなるので、ガスの放出が大きく、早くなります。
しっかりした珈琲豆店で購入すると、袋に穴があいています。
それは、内部からガスを出し、外気(湿気など)を取り込まないよう工夫されているものもあります。
では、コーヒーローストでは??
実は、アルミ袋裏側の接合部分に針で5か所ほど穴をあけています。
こういった空気穴がないと、袋がパンクしてしまうのです。
そこで気がついた方もいると思いますが…。
『真空パックに入った黒い珈琲豆』を販売している店を見たことがあると思いますが、新鮮な珈琲豆は真空パックにできないのです。
つまり、ガスが抜けてしまった「新鮮ではない珈琲豆」しか真空パックにできないのです。