ダイヤモンドマウンテン

『ゲイシャ』というコーヒーをご存じだろうか?

その名が知れたのは2004年。ベスト・オブ・パナマという国際品評会で1位に輝いたコーヒー豆。

その後も7年連続で1位となった。

そのゲイシャを育てたのがパナマの『エスメラルダ農園』。

ゲイシャは、透き通るような酸味と何とも言い難いフルーティーな香りが、今までのコーヒーの概念を覆した。

もちろん価格もそれなりに高い。

 

今年、当店で仕入れたのは、同じエスメラルダ農園で栽培されている『ダイヤモンドマウンテン』

価格はそれほど高くはない。

しかし、その味は価格以上といっていいだろう。

苦味と酸味のバランスが良く、後味がいい。

決して奇抜な味ではない。

だが、こんなに飲みやすい、そしてまた飲みたいと思うコーヒーは少ない。

浅煎りで酸味を楽しんでもいいし、中煎りでそのバランスを楽しんでもいい。

当店では、サンプルで、ハイロースト、シティロースト、フルシティローストで焙煎してみた。

個人的にはハイローストの酸味が大好きだ。

 

パナマの収穫期は9~10月。

ダイヤモンドマウンテンを仕入れたのは10月末。

真空で23kgで仕入れた。

だが、どんどん売れてしまうため、先日再注文の電話をした。

本日、23kg届くいのだが、『今期のダイヤモンドマウンテンはこれで最後です。」とのこと。

 

是非、在庫があるうちに、この『ダイヤモンドマウンテン』を味わってほしいものだ。