新しい豆の入荷ー(^◇^)

マウントハーゲン&スノートップ

今まで27種類あったストレートコーヒー。

今日から2種類が仲間入り。

 

 

①マウントハーゲン(ニューギニア産)

 1930年代に、ジャマイカからブルーマウンテンの苗木がニューギニアに運ばれてきた。そして、ニューギニアでのコーヒー栽培が始まった。栽培しているのが「マウントハーゲン地区」なのである。

 ブルーマウンテンといえば、透き通るようなスッキリ酸味にフルーティーな香り。ここ数年は、ジャマイカでサビ病(葉に細菌がつき、変色して枯れていく病気)が流行し、ブルーマウンテンの収穫量は激減した。そのおかげで価格も急激にUP!・・・ただし、ブルーマウンテンの輸出先は9割が日本だという話。他国ではあまり飲まれていない。日本はブルマンの味が好き。そして希少価値のある物が好き。だからブルマンは日本ですごく値段が上がる。

 マウントハーゲンはそのブルマンの血を受け継いだサラブレッドと言ってもいい。ただ、味はちょっと違う。

 酸味と香りはすごくいい。だがブルマンとはちょっと違う。でもいい香り。とってもフルーティー。酸味もなかなか効いててスッキリする。やわらかい酸味だ。ストレートではない。ちょっとした変化球を流られた感じ。温度が冷めてもいやな酸味にならない。個人的には、ちょっとぬるくなった時の味が好きだ。

 うちの店では、同じくブルマン直系の「パラダイスプレミアム」も置いている。こちらもクセになる。ランクをつけると、マウントハーゲンの方がちょっと上かな? でも、酸味系のこの変化球のマウントハーゲンとパラダイスプレミアムを味わってほしい。

 

②スノートップ(タンザニア産)

 タンザニアといえば「キリマンジャロ」。当店のキリマンジャロは正式には「タンザニアAA(最高ランク)」だ。スノートップは「キリマンジャロAA」。タンザニアの最高ランクの中の最高ランクだ。キリマンジャロはタンザニアの高い山の名前。スノートップは、雪が残るその山頂と言ったところか?

 コーヒー豆の名前は山が多い。なんちゃらマウンテンとか…。当店でにある同じタンザニアの「エーデルワイス」これはエーデルワイス農園で作られているからだけど、エーデルワイスとは、ヨーロッパ方面に咲く高山植物だ。やっぱり高い山に関係している。

 それは、高い土地で栽培されるコーヒー豆は品質が高いからだ。低地で栽培される豆は「ロブスタ種」と言って、インスタントコーヒーや缶コーヒーに使われる。

 このスノートップは、ストレートな酸味系コーヒー。気持ちがいい。ほどよい程度の苦味もあり、毎日飲んでも飽きない味だ。一口飲んだ時にすがすがしさとコクを感じる。

 酸味党にも苦味党にも味わってほしい豆だ。